|
【ギベルティ〜Ghiberti/1381-1455】 |
|
後期ゴシック様式から活躍していたギベルティは、1401年に開催されたサン・ジョバンニ礼拝堂の、
ブロンズ門扉のコンクールの「イサクの犠牲」で、ブルネレスキの辞退によって優勝に至った。
彼の彫刻は、今までに見られなかった優美な人体表現と均整とリズム感のある構図と配置で、
フィレンツェ市民の脚光を浴び、ゴシックから初期ルネサンスの到来を予感させた。後にはゴシック要素を残しつつ、遠近法を取り入れるなどして、
見事な統一的秩序を生み出した為、扉が閉まっていても奥行きを感じさせる。
彼の工房ではドナテロをはじめとして、多くの彫刻家を輩出し、
この名作を“天国の門”と呼んだミケランジェロにも、大きな影響を与えたと言われている。
|
|
|
|
イサクの生贄 Sacrifice of Isaac
1401 |
|
|
|
フィレンツェ洗礼堂北門 (キリストの生涯) North Doors (Life of Christ)
1403-24 |
|
|
洗礼者ヨハネ St John the Baptist
1412-16 |
|
|