記念すべき処女作の階段の聖母子は、ミケランジェロが15歳のときの作品であるが、 その年齢で制作したとは思えないほど、聖母の表情や仕草は慈愛に満ちている。 かつての天才ドナテッロを上回ると言われ、 早くも遠近法の習得を示すこの作品は、師のベルトルドをも驚嘆させたという。