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イタリアでは人文主義者たちが古代の価値を復活させようとして、直観的・視覚的で,古典
に対しても親しみをもっていたのに対し、北方ルネサンスは知性的・批判的傾向が強い。
ネーデルラントと呼ばれる現在のベルギー、オランダでは、ファン・エイク兄弟が油絵の技法を完
成させており、イタリア・ルネサンスと並び立つ水準であったが、16世紀頃には逆転した。ブ
リューゲルもイタリア旅行をしたのち、独自の農村風景画を描くようになった。怪奇な画風の
作品を残したヒエロニスム・ボスも特異な位置を占めている。ドイツではデューラーがイ
タリア旅行を経て、ルネサンス絵画に学び、理想と合理を求めた思想的にも深みのある表現に達した。正確な観察
と自然主義に基づいた絵画は北方特有のものである。
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