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~美術史学~
【十二使徒】

最後の晩餐
CG加工されたダ・ヴィンチによる最後の晩餐

シモン
シモン〜Simon (祝日:10月28日)
モーセの掟を守る熱心党の一員。伝説では、天使によってイエスの誕生を告げられた羊飼いのひとり、 カナの婚礼でイエスと母たちを招いた家の主人、という説がある。 インドと戦争の最中、ペルシアで布教。国王は魔術師に勝敗を占わせるが結果は出ず、シモンに 占わせた。「神に祈れば、敵は降服する」と説き、それは本物になる。 王や市民がキリスト教徒になった為、生活苦に陥った魔術師はシモンを鋸の刑に処した。
タダイ
タダイのユダ〜Chaddaeus (祝日:10月28日)
聖母マリアの妹クロパの子で小ヤコブの兄弟、すなわちイエスの従弟である。 新約聖書の書簡「ユダの手紙」を書いたとされる。 シモンと共にペルシアで布教をしていたが、槍で突かれ斧で斬首され殉教した。
マタイ
マタイ〜Matthew (祝日:9月21日)
本名はレヴィ。当時は罪人と同じ身分にあった徴税人を、ローマ人の手先としてやっていた。 不自由のない生活をしていたが、良心の咎めを常に気にしていた彼は、イエスが現れると喜んで従った。 エチオピアで布教しペルシアへ移動、そこで王女を入信させて修道女にしたために、王女と結婚しよう としていた皇帝に殺された。美術では財布や金袋と一緒に、福音書記者もしていたので本とペンを持って 描かれる。
ピリポ
ピリポ〜Philip (祝日:5月1日)
イエスについてきなさいと言われナタナエルに相談し、一緒に弟子になったといわれる。 福音書にはほとんど登場しないため活躍の場があまりないが、 伝説によると、ヒエラポリス(トルコ)で十字架によって大蛇を去らせ、その大蛇の残した悪臭によって 王子を含む沢山の人々が死んだ。再び十字架で王子を蘇らせたが、大蛇を信仰していた司祭たちによって 十字架にかけられ、石打ちの刑に処せられた。
大ヤコブ
大ヤコブ〜James (祝日:7月25日)
ガリラヤ湖畔の漁師でイエスの従弟。気性が荒く、イエスから「かみなりの子」と呼ばれた。 最期はエルサレムでのヘロデ・アグリッパ王による斬首に終わったが、 スペインを中心に布教したのでスペインの守護聖人となり、彼の遺体が運ばれたと言うサンティアゴ・デ・コンポステーラ は、エルサレムとローマに並ぶキリスト教徒の3大巡礼地になった。
トマス
トマス〜Thomas (祝日:7月3日)
ガリラヤ湖畔の漁師。イエスが復活したとき、自分で確認するまでは絶対に信用しなかったトマスは、 美術ではイエスの傷口に触れた姿で描かれることで有名。別名、疑い深い人。 彼は聖母マリアの被昇天も信じなかった。インドで布教し、信仰と貞節によって天国に宝庫を建てられる と説き、大工の定規をもって描かれることもある。最期はバラモン教徒に槍で突き殺された。
ヨハネ
ヨハネ〜John (祝日:12月27日)
大ヤコブの弟で漁師。ペテロ、大ヤコブを差し置いて、イエスに一番可愛がられたと言われている。 イエスの死後は聖母マリアを引き取って、死ぬまで世話をしていた。 エルサレムで布教を続け、小アジア、やがてはパトモス島へと流され有名な「黙示録」を誌した。 再び小アジアへ戻ってきてから、ヨハネによる福音書も誌したと言われているが、真実かどうかは不明。 ただ1人、殉教せずに95歳まで生きた。
ペテロ
ペテロ〜Peter (祝日:6月29日)
本名はシモン。ガリラヤ湖畔の漁師で、不漁を嘆いていたところにイエスによって大漁を得て、弟子入りした。 ペテロはギリシア語で“岩”という意味で、イエスから授かった。 イエスの一番弟子でもある彼は“神の代理人”としてイエスから天国の鍵を受け取ったとされ、初代教皇となった。 エルサレム〜ローマで約25年間布教し、67年頃にネロの迫害によって殉教、逆さ十字刑に処された。
ユダ
イスカリオテのユダ〜Judas (祝日:なし)
熱心党の一員で最も頭の切れる人物だったため、会計を担当していた。そんな彼は銀貨30枚の誘惑に負けて 反イエス派(ファリサイ派、サドカイ派、ヘロデ派)にイエスを売り飛ばしてしまう。 後になって自分の犯した罪の大きさに気づき、祭司たちのところへ 銀貨を返しに行くが追い返され、首を吊って自殺した。ちなみに十二使徒の中で、彼だけがガリラヤ周辺の出身 ではない。
アンデレ
アンデレ〜Andrew (祝日:11月30日)
ガリラヤ湖畔の漁師でペテロの弟。ギリシアの町で総督の妻を癒し改宗させたが、総督の怒りをかって 十字架刑にかけられた。その時、イエスと同じ十字架では畏れ多いと、X字型の十字架にかけられた。
小ヤコブ
小ヤコブ〜James (祝日:5月11日)
伝説ではイエスの遠縁でエルサレムの初代司教らしいが、ほとんど正体不明である。 エルサレムで布教中、神殿の屋根から突き落とされた挙句、こん棒でぶちのめされて殉教。
ナタナエル
ナタナエル〜Nathanael (祝日:8月24日)
婚礼の村、カナ出身で通称バルトロマイ。イエスと初対面で「おまえはイスラエル人で、さっき無花果の木の下 にいただろう」と当てられ、驚いた彼はピリポと共に迷わず弟子入りした。 インドで布教し、王に洗礼を与えるが、キリスト教を邪教と考えていたその弟によって、 生きながら皮をむかれるという、残酷な刑に処せられる。 遺体は現在、ローマのテベレ川中島の聖堂に置かれている。



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