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【使者ヘルメス】 |
商人と盗人の神と言われるヘルメスは有翼の帽子とサンダルがシンボルで、ゼウスとマイアの息子として生まれた。
ヘルメスは生まれてすぐに北方のピエリアという地に一人で歩いていき、アポロンの牛を50頭盗んで戻ってきた。
しかも自分の仕業とばれないように、大きいサンダルを履き、牛に後ろ向きに歩かせた。途中で会った老人には、
口止め料を払ったという。
アポロンはやがてヘルメスの仕業だと知り問い詰めるが、ヘルメスは「こんな赤ん坊に盗みなど到底できるはずがない」
と平気で嘘を突き通した。全てをみていたゼウスは、50頭もの牛を盗まれたアポロンを気の毒に思い、
ヘルメスに牛を返すように命じた。白状したヘルメスは牛をアポロンに返したが、
それらを取り返すために今度は竪琴をアポロンの前で演奏して見せた。思惑通りにアポロンは竪琴に夢中になり、
結局は牛と交換してしまった。
ヘルメスは神々の使者としても活躍した。冥界と限界を行き来する死者の霊魂の案内役として、
冒険に旅立つ英雄たちに武器や知恵を分け与える賢者として、あらゆる神々の使いとして活躍し、
時にはゼウスの浮気の後始末までした。
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マーキュリー/Mercury
ジャンボリョーニャ/Giambologna
1564 |
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マーキュリーとパリス/Mercury and Paris
ドナート/Donato Creti
1745 |
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マーキュリーとアルゴス/Mercury and Argus
ベラスケス/Diego Velazquez
1659 |
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